地域社会の未来につなぐ

社会基盤全体の強靭化

人々の豊かな生活と産業の生産活動を支える社会資本ともいえる土木構造物を取り巻く環境は、高度成長期に建設された社会基盤自体の経年劣化が危惧され、加えて少子高齢化や労働人口減少の中で、安心・安全な社会の実現に向けた基盤整備の維持・管理・更新による長寿命化への取り組みの推進が大きな社会問題となっています。

また一方では、今後起こりうる大規模地震や台風はもとより、近年の地球規模の気候変動に起因した豪雨災害など防災・減災への万全の備えと社会基盤全体の強靭化への早急な取り組みが要求されています。
建部工業では、創業以来これまでに、主に公共事業を中心に大規模造成工事をはじめ道路の新設改良、道路橋梁の新設補修、河川改修及び浚渫、港湾施設整備など幅広い分野で工事業績を積み重ねてきました。
「モノづくり」に携わる建設業界全体としては、「国土の保全」と「人々の安全で安心な暮らしの実現」を支援するためにも、引き続き、土木建設分野の新しい技術革新技法を取り入れながら、施工体制の充実と人材育成、技術の継承を図りながら、行政と連携のもと、与えられた社会的使命を果たしていくことが求められています。